A Color of His Own
レビュー
生き物にはそれぞれ独自の色がある。「オウムは緑、ゾウは灰色、ブタはピンク」というように。しかし、カメレオンは場所によって色が変わる。たとえば「レモンのうえでは黄色。ヒースのなかでは紫色」など。でもなかには、それが気に入らないカメレオンもいた。そのカメレオンはかんがえた。「葉っぱのうえにずっといれば、ずっと緑色でいられるかもしれないぞ。そうすれば、ぼくもじぶんだけの色になれるかもしれない」このカメレオン、秋になって葉っぱの色がかわることなど、まったく考えていなかったことは言うまでもない。緑色のカメレオンは黄色に、そして赤色にかわり、ついに地面におちて、長い冬の色――真っ黒に。やがて歳上で賢い別のカメレオンにであったことで、外面がどれだけかわっても、大切なのは心がかわらないことだということを知る。
非凡な絵本作家レオ・レオニ。代表的な著書『Fredrick』(邦題『フレデリック――ちょっとかわったねずみのはなし』)、『Alexander and the Wind-Up Mouse』(邦題『アレクサンダとぜんまいねずみ――ともだちをみつけたねずみのはなし』)、『Swimmy』(邦題『スイミー――ちいさなかしこいさかなのはなし』)、『Inch by Inch』(邦題『ひとあしひとあし――なんでもはかれるしゃくとりむしのはなし』)は、いずれもコールデコット賞受賞作品。本書ではさまざまな色に変わるカメレオンを主人公とし、感動的な傑作を作り上げた。自分らしさをみつけながら、友情をはぐくんでいく古典名作。子どもたちにも、パパやママにも、気に入ってもらえる1冊。(乳児から就学前児童まで) カスタマーレビュー
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