Interest and Prices: Foundations of a Theory of Monetary Policy

Interest and Prices: Foundations of a Theory of Monetary Policy
Michael Woodford
Princeton Univ Pr

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レビュー

   ブレトンウッズ体制の崩壊にともない、世界の通貨と実物財貨との見せかけの連動性は放棄されてきた。だが1980年代以降、大半の中央銀行が金融政策の実用的なガイドラインとしての金融・成長ターゲットも放棄してきた。それでは、国家の会計単位の安定性に対する信頼を構築するために純粋な「不換」紙幣をどのように管理することができるのだろうか?

   本書は、迅速な伝達手段と効率的な金融市場が存在する世界に適した金融政策に対する規則に基づくアプローチの理論的基礎を提供しようとするものである。このような世界では、金融政策の効果を上げるには中央銀行が実施事項の意識的かつ明解な説明を行なう必要がある。著者は金融経済の基礎を再検討し、財貨の保証や通貨供給量の制限が存在しない状態でインフレターゲットを達成するために金利政策をどのように用いることができるかを示している。

   本書はさらに、明確な厚生経済分析の基礎であり伝統的な政策評価の新古典派的批評を考慮した方法で物価の安定を追及する最適なインフレターゲット体制を設計するために現代マクロ経済理論をどのように用いることができるかを示している。そして、規則に基づく政策決定では信用のために安定化目標に関係ない頑強な枠組みに固執する必要がないことを指摘するとともに、規則に基づく真に自由裁量的な政策決定の利点を示す。

カスタマーレビュー

2nd editionを待つべし (2005-05-04)

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テキストの内容は極めて水準の高い、この分野で最先端の研究を続けてきた著者にしか書けないであろう、すばらしいものである。しかし、第5章に大きな分析の誤りがあり、著者のホームページで30ページに渡る訂正版が掲載されている。また、errataも著者のページに掲載されている。これらが訂正されるであろう第二版を購入することを強く勧める。

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